1987-09-01 第109回国会 参議院 運輸委員会 第4号
○政府委員(山田隆英君) 円高によります国際線の運賃に関する問題というのは再々御議論が出てきたところでございますけれども、私どもといたしましては、基本的に国際運賃といいますのが現地の通貨建てで決められているということから申しますと、現在の急激な円高傾向に伴いまして、通貨の弱い外国発運賃というものを現行レートで円換算した場合に日本発の運賃に対して相対的に安くなっている、いわゆる方向別格差の問題が生じるということはやむを
○政府委員(山田隆英君) 円高によります国際線の運賃に関する問題というのは再々御議論が出てきたところでございますけれども、私どもといたしましては、基本的に国際運賃といいますのが現地の通貨建てで決められているということから申しますと、現在の急激な円高傾向に伴いまして、通貨の弱い外国発運賃というものを現行レートで円換算した場合に日本発の運賃に対して相対的に安くなっている、いわゆる方向別格差の問題が生じるということはやむを
○国務大臣(橋本龍太郎君) 確かに、現在の円高が私どもに与えております影響にはさまざまなものがございますが、通貨の弱い外国発運賃を現行レートで円換算をいたしました場合に、日本発の運賃に対しまして相対的に相手国発の運賃が安くなる、いわゆる方向別格差という問題が大変深刻に出てまいっております。
○山田(隆)政府委員 近年の円高傾向に伴いまして、通貨の弱い外国発運賃を現行レートで円換算いたしました場合に、日本発の運賃に対して相対的に安くなっておりまして、いわゆる方向別格差の問題が生じているということは私ども十分承知しておるところでございます。
この内容から見まして、政府は現行レートを適正と認識されておるのかどうか、お伺いしたいというふうに思います。適正なレートと認識しておられるのであれば、その根拠を具体的に示していただきたいというふうに思います。
アメリカにおけるレーガンの税制改革におきましても、これは金持ち優遇税制であるという批判がございますが、レーガンの場合は、法人に対するあらゆる優遇措置を撤廃することによって法人税の課税ベースを大幅に拡大し、税率を引き下げると同時に税収を増大するという二つのことを同時に実現しまして、これを財源として所得税を五年間で現行レートで計算いたしましても二十兆円近い大幅減税を行っております。
したがって、円の適正レートと現行レートとの乖離幅の問題この見通し、判断もまた大きな要素になるだろうと私は思います。それから、円高が長期化するかどうかという問題。三つ目として、円高によって海外投資が倍増倍増でいかれるということになりますと、産業の空洞化が起こって、これまた日本の雇用あるいは経済全体に対する影響が大変なことになる。
そこで、平岩会長さんが記者会見でおっしゃっていた言葉の中に、今度の問題について、経済的な立場から基本的な考え方としては一ドル百八十円とか百九十円とかというのはまことに異常だ、だから、これは適正な水準に戻す政策が先にあるべきであって、行き過ぎの現行レートを基礎にして直ちに差益分配を論ずるのは妥当かどうか、経済的には疑問がある、こういうふうにおっしゃっていらっしゃいます。
なお、モンゴル側は、ただいま申し上げました極東委員会あてに送付した書簡におきまして、ノモンハン事件のみならず、一九三五年から一九四五年の終戦時に至るまで、モンゴル側の受けた被害の合計といたしまして、人的損害二千三十九名、物的損害三億二千百九十八万三千トウグリク、この額は、現行レートで換算いたしまして、約一億米ドルに相当するものでございますが、このように数字を挙げているわけでございます。
やってまいりますが、今度の問題は日本の問題だけではなく、ドル対マルク、ドル対フラン、ドル対リラ、ドル対英国のポンド、そしてその影響を日本も避けることはできない、ドル対円と、こういう問題になり、主要国間の話し合いでアメリカが自発的に一〇%切り下げる、一〇%切り下げることは、現行レートを維持しておっても、こちらは自動的に一〇%価値が上がったということになるわけでございますが、やはりこれからの平価調整というものは
週が明けまして二月六日の火曜日には、現行レートを断固維持する、ドルの買いささえを続行するという決意表明を行なった次第であります。しかし、それにもかかわらず、二月八日の木曜日と二月九日の金曜日には再び大量のドル売りに見舞われました。二月に入りましてドイツの中央銀行が買いささえたドルは、全体で約六十億ドル前後に達するというふうにいわれております。
しかしながら、西ドイツにおきましては、御案内のように、為替管理を徹底的に強化する、そして現行レートを堅持するという方針を引き続き明らかにいたしております。そしてわが国におきましては、御案内のように海外からの資金流入というものは為替管理によってきびしく規制いたしておりますので、西ドイツにおけるような大量のドル売りが発生することは考えられません。
しかし、これにつきましては、ほかの諸国からいろいろ反対の意見も述べられているわけでございまして、私どもとしてはそのようないろいろな外貨準備の計数とか、そういうものにかかわらず、円の現行レートは断固守っていくという決意でございます。
○林(大)政府委員 若干補足して御説明申し上げますが、政務次官がお答え申し上げましたとおり、時間的な要素もあったわけでございまして、そのほかに、やはりいろいろ民間の空気を勘案いたしまして、この際政府としては断固とした現行レートを堅持する決意を表明することが必要である。そのためには貿易管理令、確かにおっしゃるとおりのいろいろな弊害もございます。
したがいまして、この段階で大幅な切り上げとか、あるいは早期小幅な切り上げということは一切考えておりませんで、現行レートのもとでできるだけのことをしてまいりたいというふうに考えております。
同誌によると、IMF総会に出席した米財務省最高首脳の一人は、私的に「円は現行レートではもう終わりだ。これを吹っ飛ばしてやる。そう思っているのは、米国だけではない(英、西独もそうだ)。
また予算の額でございますが、一九六七年の数字でございますけれども、現行レートの数字に直しまして約百八十五億円、六千万ドルという予算が計上されているようでございます。このほかに各州では、それぞれの状況に応じまして州としての食品行政の機構を持っておるという状況でございます。
そういうことでございますと、この当時はまだ為替の現行レートを維持していくという最高方針のもとに行動をいたしておりましたので、そういう状況におきましては、やはり為替市場が円滑に推移いたしませんと、これは長く日本経済としてはたえられないことになりますので、そういう意味でいまのようにこの点の資金貸しの返済を認めまして毛、片方で弊害が起こらないという見通しでございましたので、他方でこの為替市場の顧客に対しまする
このインドシナの分はフランスが三十ミトン引き取ったといわれていますから、残り三十九・七トンがタイなどのものとなるわけでありますが、これが全部タイのものとなっていると、金一グラム四円八十銭で一億八千万円となり、現行レートで計算しますと百六十億八千万円ということになるわけですが、この天引き渡し確認〇・五トンの金塊、この〇・五トンの金塊は、日本が積み立てなかったために生じたものか、これは条約局長でけっこうです
飽くまでも現行レートの下におきまして輸出を増進して行くという態勢をとるべきであると、こう考えて、おります。
安定構造の基本といたしまして、一ドル三百六十円の現行レートを維持する、従つて国内物価水準の安定のもとにおきまして、輸出の促進とかあるいは建設投資の拡大、国民生活の安定という三点に政策の重点を置きまして、一方なるべくすみやかに経済の自立を達成するということを目的としておるのであります。